2015年4月 7日

【最新情報】厚生労働省「過労死防止対策」について


昨日、厚生労働省から過労死過労自殺を防ぐために国が取るべき対策が発表されました。
将来の過労死ゼロを目標に次の3点の数値目標を掲げています。

1.2020年までに週あたり労働時間60時間以上の労働者の割合を5%以下にする。
2.2020年までに年次有給休暇取得率を70%以上にする。
3.2017年までにメンタルヘルス対策に取り組む事業者割合を80%以上にする。

その他、過労死の原因の一つとされるパワーハラスメントの予防・解決に向けた支援や
身体面、精神面の不調についてのメールや電話での相談窓口の設置も取り組むとのことです。

上記3の「2017年までにメンタルヘルス対策に取り組む事業所割合を80%にする」という目標
については、2020年までに100%にする目標が2010年に閣議決定されていると記憶しています。労働時間、休暇取得、パワハラ防止という視点に加え、過労死の発生要因がはっきりしていない部分についての調査も行っていくようです。

12月から始まるストレスチェックと新たな国からのサポート、提言を踏まえ、組織の安全衛生管理業務のを見直しが求められています。

弊社では、メンタルヘルスの一次予防(発症防止)として、セルフケア、ラインケア、コミュニケーション、ハラスメント防止、キャリア形成、睡眠に関わる研修、面談のプログラムをご用意しています。
組織に合った内容にカスタマイズすることで実効性を担保するようにしています。
お困りのことがございましたらお問い合わせください。

メンタルプラス 和田



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