最も強い者が生き残るのではなく、
最も知的な者が生き延びるのでもない。
唯一生き残れるのは、
変化に対応できる者だけである。
~ Charls Darwin ~

2016年4月10日

【満員御礼】ライカビリティを高める技術


メンタルプラスの和田です。

本日は、日本産業カウンセラー協会 神奈川支部様主催「ライカビリティを高める技術」に出講させていただきました。満員の会場は熱気に包まれ、参加者の皆様のおかげでセミナーは大いに盛り上がりました。

ライカビリティという言葉は聞いたことがない人が多いと思いますが、「好感度」という意味です。
これまで様々な企業、大学等で講演、研修に出講させていただきましたが、アンケートの満足度調査で毎回90%以上の評価をいただいています。

印象力には、ライカビリティの他にコンピタンス(信頼感)があります。
私たちは、日頃から他者に信頼されるように振る舞い、コンピタンス(信頼感)を上げる一方、
相対的にライカビリティ(好感度)を下げる言動をしています。
理性的アプローチのコンピタンスが優勢になれば、感情的アプローチのライカビリティが抑制されるという関係にあるからです。「合理的に判断し、信頼感という印象を与えるコンピタンスが高ければ、それで、いいじゃないか」という人もいますが、人は物事を理性より感情で判断するため、コンピタンスだけでは、上手くいかないことも多くなります。

異動、昇進、転職、結婚、収入アップしたい等、なりたい自分になるためには、人に選ばれなくてはなりません。そんな時、ライカビリティの高さが重要な要件になります。ライカビリティを獲得すれば、職場の人間関係が改善し、助けてくれる人が増え、家族関係が上手くいき、上司からの評価も上がります。他者評価が上がれば、自己評価も上がり、自信もついてきます。

例えば、
「営業マンがトップセールスマンになる」「お客様から感謝の言葉を多くいただけるようになる」
「クレーム対応が上手くいくようになる」「全社プロジェクトのメンバーに選ばれる」
などの効果が期待できますが、
「能力があって、真面目に仕事をしているが、上司から評価されない。」
「家族のため必至に頑張っているのに認めてもらえない。」
など、日頃の行動や能力が正当に評価されない人にこそ、ライカビリティを獲得してほしいのです。

今日のセミナーでは、参加者の笑顔がとても素敵でした。
自分のライカビリティが上がったことに気づいていただけたでしょうか。

Likeability.JPG


メンタルプラス 和田

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