最も強い者が生き残るのではなく、
最も知的な者が生き延びるのでもない。
唯一生き残れるのは、
変化に対応できる者だけである。
~ Charls Darwin ~

2016年11月10日

【公開講座】セクハラ・パワハラ基礎講座開講決定!

日本産業カウンセラー協会東京支部様主催の「セクハラ・パワハラ基礎講座」開講決定いたしました。2012年から毎年出講させていただき、常に満員になる関心の高い講座です。         残席僅かです。ハラスメントの基本を押さえておきたい方は、お早めにお申込みください。

詳しくは、日本産業カウンセラー協会東京支部ホームページをご覧ください。)

・開催日時:2016年12月17日(土) 13:30~17:30
・参加費:協会員:6,000円 一般:7,200円 (消費税込)
・定員:30名
・お申込み期間:2016年09月01日(木) ~ 2016年12月01日(木)


メンタルプラス 和田

2016年11月 7日

【最新情報】ハラスメントアップデート


メンタルプラスの和田です。

ハラスメントの講演依頼が集中しています。
この時期は、全国を縦断して、あっという間に年末を迎えてしまう慌ただしい季節です。
職場のハラスメント防止研修といえば、今年もセクハラ・パワハラ研修のご要望が最も多い結果となりましたが、パワハラをワンテーマで実施してほしいというご依頼が年々増え続けています。
労働問題といえば、パワーハラスメントをさす状況と現実の職場内で問題が発生している状況とがパワハラ教育のニーズにつながっているように思います。
当社からは、パワハラ防止につながる「適切なマネジメント」「アンガーマネジメント」「部下との関係構築の方法」「部下を動機づける技術」「ライカビリティを高める技術」等のカリキュラムを展開させていただいておりますが、好評を得ています。
また、管理職だけでなく、一般職も対象としたハラスメント全社教育のご要望も多くなり、「パワハラ耐性を高めるキャリア研修」「自己効力感の高め方」「アサーショントレーニング」「報告・連絡・相談スキルを高める」等のカリキュラムを展開していますが、参加者の皆様から「現実的でわかりやすい研修内容だった。職場で実践できると思う」「このような研修を早く受講したかった」「上司との対話における重要なヒントを得た」等の声を多数いただいています。

セクハラ、パワハラ以外にも、来年1月1日から男女雇用機会均等法のマタハラ防止措置義務が施行されるため、マタハラも加えた3大ハラスメントを構成する研修のニーズが高まりそうです。
そのような状況を踏まえ、本日は、神奈川労働局主催の「改正育児・介護休業法等の説明会」に参加してきました。マタハラに関する説明は僅かでしたが、指導員の方から重要ポイントを丁寧に解説いただきましたので、来年度のマタハラ研修に反映させたいと思います。

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ハラスメントアップデートは、マタハラだけでなく、同じく、男女雇用機会均等法で規制されているセクハラにおいても、「LGBTの方に対する差別発言は、セクハラになる」ことがセクハラ指針に明記されているため、職場内での共有が急務です。

今後もハラスメントのない職場環境づくりの実現に向けて、実効性に拘った教育プログラムを展開したいと思います。

メンタルプラス 和田

2016年3月13日

【公開講座】カウンセラーのための睡眠基礎講座(開催日:3/13)


メンタルプラス和田です。
3/11~3/25は、春の睡眠週間です。
期間内の3/18は世界睡眠デーに定められており、日本独自の秋の睡眠デー(9/3)と合わせて、全国で啓発活動が展開されています。
今年の世界睡眠デーのスローガンは、
「Good Sleep is a Reachable Dream」です。

本日は、日本産業カウンセラー協会東京支部様主催の「カウンセラーのための睡眠基礎講座」に出講させていただきました。(講座情報はこちら)
睡眠に関する科学的知見の蓄積により、11年ぶりに厚生労働省の睡眠指針が改訂され、睡眠への関心も高まっております。本日の講座も満員となり、熱心な受講者の皆さまから休憩中、終了後も多くの質問を受けました。産業カウンセラーはメンタルヘルスの支援をされてる方が多いため、睡眠に関する正しい知識と適切な睡眠改善指導が求められます。
講座のカリキュラムは、理解度チェックから始まり、睡眠をめぐる現状、眠りのメカニズム、睡眠障害について、事例検討、ロールプレイへと展開し、睡眠の基本的理解から具体的支援までカバーしました。講座の学びが現場支援の一助となれば幸いです。

これまで成人を対象とした睡眠講座に出講してまいりましたが、子供の睡眠改善への取組みも急務だと考えています。睡眠の質と量に問題が生じると、感情の制御がきかなくなり、きれやすくなります。学力低下や不登校の原因になる可能性もあるため、今後は、保健授業などで睡眠を取り上げていただきたいと思います。

メンタルプラス 和田


2016年1月11日

【最新情報】マタハラ防止・法規制強化へ


メンタルプラス和田です。

本日、職場のハラスメント防止に関して、大きなニュースが飛び込んできました。

1億総活躍社会実現に向けた政策の一環として、現在、働く女性が妊娠や出産をしやすい労働環境の整備が進んでいますが、職場の3大ハラスメントの一つである「マタニティーハラスメント」に関し、企業への法規制強化に向けて、今国会で関連法を改正し、2017年4月からの実施を目指すとの報道がありました。

具体的な内容は、「就業規則で禁じる」「相談窓口設置」「社員研修の実施」等の案が出ています。
派遣社員も対象とし、違反した企業名の公表も検討されているようです。

現在の法律において、妊娠・出産後の降格は禁止しているものの、セクハラと違って、上司や同僚の言動については対象外という状況だったのが、今回の改正によって、言動についても対象となる点を捉えるとセクハラと同じレベルの強い規制を企業に課すことになります。

2014年10月、妊娠・出産後の降格を違法とする最高裁判決が出てから、マタハラ法改正の声が上がっていましたが、早い展開で実現の運びとなりそうです。

現在、職場のハラスメント防止研修といえば、「パワハラ中心に実施してほしい」という依頼が増加傾向にありますが、2014年6月に男女雇用機会均等法が改正され、「セクハラの事後・予防対応徹底」が求められることになり、今回のマタハラ改正の動きを受け、均等法関連のセクハラ・マタハラ防止研修のニーズが高まりそうです。

弊社におきましては、職場のハラスメント研修支援の実績を活かし、今年は、マタハラ防止の提案および支援にも重点を置いて取り組むことで、ハラスメントのない社会、ハラスメントのない職場環境の実現に貢献してまいります。

メンタルプラス 和田

2015年11月 9日

【公開講座】「ライカビリティを高める技術」を学ぶセミナー


※本セミナーは満席となりました。お申込み有難うございました。

メンタルプラス株式会社主催の公開セミナー「ライカビリティを高める技術」を学ぶセミナーの募集を開始しました。(サブタイトル: ~印象力を高めて選ばれる人になる~ )
※ライカビリティ(Likeability:好感度)

印象力を高めるには、❶コンピタンス(信頼感:しっかりしている) ❷ライカビリティ(好印象:いい感じ)の2つのアプローチがありますが、コンピタンスは社会に出れば自然と意識し、獲得することができますが、ライカビリティついては、他者への感情的アプローチが求められるため、獲得は容易とはいえません。一方、意識して身につければ、対人関係、仕事のチャンス、他者からの評価、意欲、収入等、対人関係と関わりのある全ての面がポジティブに変化することでしょう。
なぜならば、人は何かを判断する際、正しいかどうかではなく、感情で決めることが多いからです。ライカビリティの低い人は、人生で損をすることが多く、高い人は仕事も私生活も順調に進みやすくなります。
これまで企業研修等で好評いただいたプログラムですが、一般の方からの受講希望があり、急遽セミナーを開催する運びとなりました。

2015年も残り僅かとなりました。
年末のパワーアップセミナーに参加し、新たな気持ちで2016年を迎えませんか。
MENTALPLUS_Seminar2015.12.26.pdf

主なカリキュラム(予定)

❶視覚情報の重要性
❷ライカビリティとは
❸ライカビリティの効果
❹ライカビリティを高める5つのアプローチ
❺成功=ライカビリティ+α

開催日:2015年12月26日(土)
時間:13時45分~16時45分
場所:万国橋会議センター
定員:24名(満員になり次第、締切)

メンタルプラス 和田



2015年8月21日

【出講関連】メンタルヘルス相談技法講習会

メンタルプラス和田です。

本日、神奈川県教育委員会様からのご依頼を受け、学校管理職を対象とした「メンタルヘルス相談技法講習会」に出講いたしました。研修会場は、山下公園、横浜ベイブリッジの眺望が素晴らしい神奈川県民ホール大会議室をご用意いただきました。

メンタルヘルスケア業界全体は12月からのストレスチェック実施に向けた準備に追われていますが、ストレスチェックの目的である一次予防だけでなく、2次予防、3次予防との連動による総合的なメンタルヘルス対策の構築を目指すことが望ましく、それを実現するために、今後は予防効果を重視した教育研修の提供が不可欠になると考えています。

弊社はこれまで質の高い研修サービスの提供を目指し、次の3点を実施してまいりました。

1.経験豊富な講師を厳選する
2.組織のニーズを的確に把握する
3.研修プログラムをカスタマイズする

本日の研修は、メンタルヘルスの発症予防(1次予防)、早期発見、早期対応(2次予防)を範囲とし、主に次の3点でカリキュラムを構成しました。

1.メンタルヘルス領域の最新動向
2.メンタルヘルスにおける管理職の役割と実践
3.伝える技術を高める

リスクマネジメントの重要性が日増しに高まるなか、コミュニケーションにおける最大のリスクは「沈黙」であることを受講者の皆様にお伝えし、部下との関係構築を深めるための「伝える技術を高める」方法を5段階に分けて体験的に学んでいただきました。明日からの学校現場での実践につながることを願っております。

今後も職場のメンタルヘルス向上を目的とした研修プログラムにおいて、一般的なストレスマネジメントだけでなく、実効性に拘ったコミュニケーション研修、マネジメントとコミュニケーションを統合した管理職研修、組織力を高めるためのハラスメント研修、最新の睡眠科学の知見をベースとした質の高い睡眠研修等を積極的に展開したいと考えています。

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メンタルプラス 和田

2015年7月16日

【公開講座】カウンセラーのための睡眠基礎講座


カウンセラーのための睡眠基礎講座
~基本的理解から具体的支援まで~

※本講座は満員となりました。

日本産業カウンセラー協会 東京支部様のご依頼を受け、睡眠講座に出講することになりました。
企業相談室カウンセラーの経験を活かし睡眠改善インストラクターとして、睡眠を正しく理解し、
改善指導できる人材の育成に繋がる講座にしたいと考えています。
産業カウンセラーの方で睡眠に関心のある方は講座条件をご確認のうえ、お申込みお待ちしております。(2015年10月1日募集開始)


◇講座詳細
現代社会が直面している問題に「不眠」があります。
2014年3月、健康づくりのための睡眠改善を促そうと厚生労働省が策定している睡眠指針が
11年ぶりに改訂されました。
総務省の調査によると、日本人の睡眠時間は一貫して減少していることが判明しており、
3人に1人が睡眠に問題を抱えているといわれています。
 不適切な睡眠衛生は不眠を引き起こし、生活習慣病のリスクを高め、認知・判断機能、意欲の
低下、情緒の不安定さを招きやすくなります。
また、不眠の背後にうつ病が隠されていることもあります。
ストレス社会といわれるなか、最大のストレス解消法は「快適な睡眠」であることを認識し、
スリープマネジメントの積極的な展開が求められています。
3月11日~25日の睡眠週間に合わせ、カウンセラーとして睡眠を考え、学んでみませんか?


開催日時:2016年3月13日(日) 13:30~17:30
定員:50名
お申込み期間:2015年10月01日(木) ~ 2016年02月25日(木)
※定員になり次第締切

お申し込みは日本産業カウンセラー協会東京支部のHPをご覧ください。

メンタルプラス 和田

2015年1月15日

【出講関連】ラインケア個別教育研修


本日、協力会社から依頼を受け、ラインケア個別教育研修に出講しました。
現在、年間200回以上の講演、研修に登壇していますが、集団研修では、参加者の個別性に手当てすることが難しく、ときに限界を感じることもありますが、個別研修では、効率性こそ低いもの
「問題把握」「参加意欲」「行動化」「効果の期待値」等の点で集団研修より有利性があります。

現在、メンタルヘルス担当者を専任に置く会社も増えてきましたが、本日訪問させていただいた
企業も専任の担当者が毎年メンタルヘルス対策を熱心に企画・運営されています。

今年は、いつもと違う取り組みの中から新たな可能性を見出したいとのお考えから個別研修を
採用されたのではないでしょうか。
担当者の努力が結実されるよう今後も全力で支援させていただく所存です。

和田

2014年12月11日

[出講関連]教職員のメンタルヘルス


本日、公立の小中高の学校長を対象とした年内最後のラインケア研修を無事終えたところですが
、今年も多くの学校関係者にメンタルヘルスの重要性と具体的な対応について詳しくお話させていただきました。

主催者である教育委員会のご担当者とお話しているとメンタルヘルス対策を重視されている様子が、
よく伝わってきます。実際、研修だけでなく、毎年、様々な支援を積極的に展開され、現場の学校長の皆様からも与えられた環境を活かそうとする意欲が受講態度から伝わってくるため、支援者としても力が入ります。

本日のカリキュラムは以下のとおり構成しました。

・現状のメンタルヘルスについて
・メンタルヘルスと職場のメンタルヘルスの違い
・メンタルルヘルス領域3大テーマについて
・労働安全衛生法と安全配慮義務の重要ポイント
・メンタルヘルス不調の気づき方と対処法
・適応障害とうつ病について
・事例検討
・メンタルヘルス発症防止の取り組み

受講後の感想として、

「とてもわかりやすい内容だった。」
「実践的な内容で役に立つ。」

等と受講者の皆様から有り難いお言葉を掛けていただきましたが、日々、学校現場で起こる様々
な問題に対して、必ずしも十分な内容とはいえません。
今後は、テーマを絞り、より実践的な研修カリキュラムを提案したいと考えています。

文部科学省の調査によると、現在、公立学校では毎年8,000人を超える休職者が発生し、その内の約6割が精神疾患が理由です。職場の健康といえば、メンタルヘルスを指す状況となり、今後も益々、メンタルヘルスの取り組みを強化しなくてはなりません。

来年からは、大学も含めて教育領域でのメンタルヘルス、ハラスメント、キャリア支援を積極的に
展開し、個人の健康保持増進と快適な職場づくりに貢献したいと考えています。

メンタルプラス 和田

2014年9月 9日

ベトナム出張-海外赴任者支援

ベトナムのホーチミンに滞在しています。
昨年、ホーチミン、ハノイの日系企業でメンタルヘルス研修、カウンセリングを実施して以来ですが、今回は日系企業のメンタルヘルス相談のための訪問です。

赴任地での相談内容は、駐在員本人の問題と同じぐらいご家族のメンタルヘルス問題が多い。
奥さんが日本での仕事を退職し帯同された場合、役割喪失感や日常の些細なストレスが蓄積されやすくなるため、海外生活においては、夫婦のコミュニケーションを質、量ともに意識的に高めることが大切なのですが、実際には日本で生活している時よりコミュニケーション不足の家庭も多く、奥さんがメンタル不調に陥るケースが少なくありません。

同伴家族への支援は企業の義務ではないですが、家族の不調は赴任者のパフォーマンスにも影響を与えるため、家族機能について赴任前教育を展開する等、予防の取り組みを強化していただきたいと思います。

次回は11月8日から4日間上海に出張し、日系企業2社でメンタルヘルス研修に出講します。

メンタルプラス 和田

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