【出講関連】総合病院でのコミュニケーション研修
今日は連携しているEAP会社の仕事で総合病院内のコミュニケーション研修に出講しました。昨年に続き、病院内で定期的に行われている医療安全研修会の枠組みの中で実施され、200名以上の医師・看護師・職員の皆様にご参加いただきました。
医療や教育の現場は、業務負荷の高さ、責任の所在や役割等の曖昧さ、対人関係等が主なストレス要因となります。裁量度が低く、達成感も得られにくい緩衝要因の少さからもストレスが蓄積されやすい職場環境といえます。
昨年は感情労働に伴うストレス要因に対し、緩衝要因を増やし、ストレスコントロールを適切にする演習を展開し、今年は、アメリカで開発された心理療法の考えをベースにストレス要因を減らすカリキュラムを構成しました。 1時間の研修を2回に分けて実施しましたが、終了後、病院側から「大変わかりやすく良かった」との感想をいただき、研修中も受講者の反応の良さが伝わりましたので実践への手ごたえを感じることができました。
今年も残り僅かとなりましたが、引き続き、職場のメンタルヘルス対策、ハラスメント防止、キャリア支援の 3つの側面から個人と組織の健康づくりに貢献したいと思います。
和田
