2015年・年頭のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年、弊社は法人設立5年目を迎えます。
これまで多くの企業・団体様を微力ながら支援させていただき現在に至りましたが、
昨年は今後の支援内容を見直さなくてはならない大きな出来事が続きました。
メンタルヘルス関連では、6月に改正労働安全衛生法公布され、職場内のストレス管理の強化が
一層求められるようになりました。現場からは、職場の多様なうつ問題等が労務管理を複雑化し、
また、縦のコミュニケーション不足からハラスメント問題も多くなっている様子が伺えました。
ハラスメントにおいては、男女雇用機会均等法が改正され、セクハラの予防・事後対応の徹底と
同性も対象とすることが明示されました。世間では、セクハラの大きな不祥事が相次ぎ、民事上の
個別労働紛争相談件数は2年連続パワハラがトップとなり、「妊娠・降格は違法である」との
マタハラの最高裁判決も出ました。また、近年、精神障害におけるセクハラ・パワハラの
労災認定率が上昇し、組織のリスクを拡大させています。
社会全体が大きく変化する中、企業・団体においては、産業保健とコンプライアンス体制の
再構築を余儀なくされることでしょう。
弊社もこれまでの支援のあり方を見直し、現在の法律、労災、職場環境、労働者の価値観に合った実効性のあるサービスを展開するよう努めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
メンタルプラス 和田